萩谷 樹莉

Juri Hagiya

一般社団法人 ひたちなか青年会議所
第31代理事長

経歴

2014 入会
2017 ひたちなか青年会議所 拡大研修委員会 会計幹事
    日本JC UN関係委員会 小幹事
    JCI アジア太平洋開発協議会 開発担当役員
2018 ひたちなか青年会議所 拡大研修連絡会議 副議長
    日本JC アジアアライアンス構築委員会 兼務委員
    JCI アジア太平洋開発協議会 議長特別補佐
2019 ひたちなか青年会議所 那珂大地共創委員会 委員
    日本JC 消費者コミュニティ創出委員会 副委員長
    日本JC JC拡大会議 兼務委員
    JCI アジア太平洋開発協議会 議長特別補佐
2020 ひたちなか青年会議所 30周年連絡会議 副議長
    日本JC 総務委員会 国際グループ担当室幹事
2021 ひたちなか青年会議所 副理事長
    TEENS ROCK実行委員長
    日本JC 持続可能なビジネス推進委員会 運営幹事
2022  ひたちなか青年会議所 理事長
2023  ひたちなか青年会議所 直前理事長
    日本JC 国際グループ グローバルピース委員会 委員長
    JCI アジア太平洋開発協
議会 カウンシラー

Profile Picture

【はじめに】


世界ではいまもなお、多くの戦争や紛争が起き、平穏で暮らせない人々が多く存在している。しかし私たちはどこか他人事で遠い国で起きている自分には関係のないことだと思っているのではないだろうか?新型コロナウイルスによるパンデミックが起きた時も初めは皆そう感じていたのではないだろうか?大きな問題に立ちはだかったときに、本当に助け合える仲間がどれだけいるのだろうか。本当に困っている人がいたときに、手を差し伸べることが出来る人がどれだけいるだろうか。人々皆が協力しあい、助け合うことができれば、明るい未来が必ず訪れる。いまこそ私たちが手を取り合い、自分たちの住み暮らすまちをより良いまちに発展させ、誰もが活躍できる希望と笑顔輝く那珂大地を実現させよう。

【誰もが活躍できるまちの創造】


私たちの住み暮らす二市一村の人口はおよそ 24 万人でありながらも、年間 200 万人の集客を誇る国営ひたち海浜公園が存在します。この多くの観光客の中には、10 万人を超える外国人観光客のインバウンド需要があり、地域経済に好循環を与えています。なかでも「死ぬまでに見たい世界の絶景」に選ばれた、みはらしの丘はまさに絶景であり、春には一面ブルーのグラデーション、秋には真っ赤に染まる紅葉と、四季折々の素晴らしい景色を見ることができ、日本中、世界中から訪れる観光客にとても人気があります。しかしながら、首都圏からのアクセスが良いまちのため、宿泊せずに日帰りで帰ってしまう観光客が多く、イベント時期は市内の交通渋滞などの課題が生じております。では、どのようなまちになればより長く滞在してくれる来訪者を増やすことができるのでしょうか。私たちが市民と共に考え、まちをデザインし青年会議所だからできる戦略を立て挑戦していくことにより地域のブランド価値を高めるとともに、誰もが活躍できるまちを創造していきましょう。


【那珂大地に必要とされる人財の育成】


私たち青年会議所メンバーの多くは会社経営者や、管理職というそれぞれの組織のリーダーであり、青年会議所活動での学びを積極的に取り入れることで自身の成長のみならず、所属する組織の成長につなげることができます。私自身も JC に入会し、多くの学びの機会を得ることによって、入会前にはなかった様々なスキルを身に着けることが出来ました。青年会議所には、他では経験できない多くの機会が提供されます。JC に入会し、何を学び、何を人生に活かすのか。全ては自分自身の向き合い方によって、今後の人生を大きく左右する経験を積むことができるのがこの JC という団体であると感じています。本年度は研修プログラムを中心に、JC の理念やビジョンを理解し同じ目的に向かい目標を立て、自ら考え行動することのできるひたちなか青年会議所メンバーの人財育成につとめるとともに、地域に必要とさせる青年経済団体としての価値を高めてまいります。


【希望と笑顔輝く音楽のまちひたちなかの創出】


JCI ひたちなかを代表する事業、「全国高校生アマチュアバンド選手権 TEENS ROCK INHITACHINAKA」は多くの団体、企業の協力をいただき今年で 21 回目の開催を迎えます。2022 年より多くの人々の共感を生み、JC 運動として日本全国に広がりました。日本各地の LOM・団体とパートナーシップを結び 10 地区で地区大会が実施され、本年で 3 年目となります。地区大会を勝ち抜いてきた全国の高校生バンドがひたちなかの決勝のステージに立ち、ROCK IN JAPAN FESTIVAL の出場を目指すことで、「音楽のまちひたちなか」をさらに周知し、ブランド価値向上につなげていきましょう。本事業に出場する高校生バンドは音楽を通じて、自分が人に何かを伝えることの素晴らしさ、夢を諦めない大切さを実体験で感じることができるはずです。そして、 JCI ひたちなかジュニアクラブを中心とした高校生たちが中心となって、私たちとともに事業を構築することにより、自己成長につながる機会を提供し、次世代を担うリーダーを多く創出することができるでしょう。JCI ひたちなかジュニアクラブメンバーと共に、希望と笑顔輝く音楽のまちひたちなかを創ってまいります。

【那珂大地に必要とされる人財の発掘】


私たち青年会議所は、地域の発展のためにこれまで多くの運動を展開してまいりました。明るい豊かな社会を実現するためには、同じビジョンを持った仲間の力が必要不可欠であり、率先してチームを引っ張っていくリーダーが必要です。JCI ひたちなかが 31 年間歩んできた道をつなぎ、さらに大きなムーブメントを起こすためには会員拡大が最も重要であります。わたしたち一人ひとりが、青年会議所活動に魅力を感じ、価値を見出し、インパクトを受ければ自ずと身近な知人・友人に声をかけ、共に活動する新たな仲間が集う組織になるでしょう。そして、これからの時代に即した柔軟な組織運営をしていくことで、若者や女性が活躍できる人々が自然と集まる魅力ある団体となり、地域に必要とされる青年会議所になるはずです。
また、出向制度を活用することで地元のみならず、県内、地区、全国、全世界の多くの仲間に出会えるチャンスがあります。この新たな出会いこそが青年会議所活動の最大の魅力であると感じています。限られた時間を活用し、一歩踏み出すことにより、人生においてかけがえのない経験を体験することができるでしょう。

【時代に即した機動的かつニューノーマルな組織へ】


青年会議所運動は組織の根幹を担う運営が重要であり、長きにわたり守り抜かれてきたルールと、受け継がれてきたプロトコルのもと運営されてきました。また、時代に即した新たなツールを取り入れることで、諸会議や会の運営をより進化させることができるでしょう。そして、JCI ひたちなかの魅力を伝え、各運動が最大限の効果を発揮できるよう、外部パートナーを巻き込んで新しい発信方法や手段を実践し、社会と人々に届く LOM のブランディング戦略を構築してまいります。固定観念を捨て、発想の転換を柔軟に行い、時には諸規則を変更することも視野に入れ時代に即した機動的かつ新たな組織の基盤を創っていきましょう。

【おわりに】


行けるときに行けばいいや。自分にできることだけ協力しよう。こんな大変なことはできない。キャパオーバーだ。入会はしたものの、はじめの数年間はそんな考えだった。しかし、毎年活動を続けるうちに、多くの仲間に出会い、たくさんの人に助けてもらい、自分のためではなく誰かのために本気で取り組むようになっていました。なんのために青年会議所活動をしているのか。誰のために多くの時間を割いて青年会議所活動に参加するのか。楽しいこともたくさんあれば、大変なこともたくさんある。逃げた出したくなることも時にはあるだろう。だけど、ひとつひとつ誠実に、本気で向き合うことで毎年多くの気付きがあり、1年後には必ず自分自身の成長につながってきました。JC はやってもやらなくても必ず 40 歳で卒業を迎えます。どれだけ本気で向き合うか、どれだけ多くの仲間を作れるかで、40 歳からの人生が大きく変わると私は信じています。相手を思いやる心を持ち、見返りを求めることなく人のために行動を起こしてください。そこから新たな気づきが生まれ行動の結果が必ず自分自身に返ってきます。そして、誰よりも JC 活動を楽しんで、たくさんの人を巻き込んでください。楽しそうな魅力あるところにしか人は集まりません。いつの時代も一人のリーダーが多くの人の心を動かし、世界を変えてきました。私たちひとり一人の行動が未来を変えるのです。情熱を持って、誰よりも行動し、ともにベストを尽くそう。「Be The Best」~希望と笑顔輝くまちへ~

基本理念

誰もが活躍できる
希望と笑顔輝くまち
那珂大地の実現

基本方針

  • 誰もが活躍できるまちの創造
  • 那珂大地に必要とされる人財の育成
  • 希望と笑顔輝く音楽のまちひたちなかの創出
  • 那珂大地に必要とされる人財の発掘
  • 時代に合わせた組織運営と組織基盤の強化

スローガン

「Be The Best」
~希望と笑顔輝くまちへ~